動作テストの手引き
①デジタルカメラのストロボをONにして「Camera Canceler」を正面から撮影します。デジタルカメラのフラッシュがオービスのストロボの役割をします。撮影された画像には「Camera
Canceler」が対抗防御の為に逆返したフレアーが映し出されるはずです。もし写らない場合は、カメラと「Camera Canceler」のタイミングが合っていないためですが、カメラの種類によりストロボが2重発光するものがあります。プリ発光機能・赤目防止機能・赤外線でのオートフォーカスなどといわれる機能が付いているこのようなカメラは動作テストには使えません。かならずストロボ強制発光、シャッター速度マニュアル、赤目防止機能解除の状態で撮影してください。感度設定ができる場合はISO800(ASA800)にセットして撮影してください。単純な発光テストだけであれば、市販の使い捨てカメラのストロボでもかまいません。(ISO400以上の使い捨てカメラ)
オービスは1/1000秒のシャッターが切られます。「Camera Canceler」はその時間内に1/4000~1/5000秒で超高速に割り込み防御します。マニュアル撮影が原則ですが、オートの方はできるだけシャッター速度を遅くすると上手くいく場合があります。
(デジカメ対応(プリ発光)対応製品(セパレートTypeD・セパレートXX)はAUTOでの撮影に対応します)
②写真にはフレアーが発生して車体を隠します。
「Camera Canceler」は昼、夜、兼用で使えますが赤外線は目に見えませんので、夜間や夕方の太陽光線がない状態で写したデジカメ写真が実際の防御状態に近い防御エリアとなります。日中テストした場合は、一般のカメラでは可視光線と赤外線がまざりますのでフレアーエリアが夜間より小さく写りますので、本来の防御エリアはとはかけ離れた写真になってしまします。
③デジカメのような小型のストロボは通常2メートルの範囲くらいにしか光が届きませんが、「Camera Canceler」のセンサーは超高感度ですから10m以上慣れても感知するはずです。ただし、昼間のテストの場合は太陽光線が混じるためにゲインが変化しますので数メートル以内でしか反応しませんが、これは、デジカメのストロボが本来赤外線専用でないためです。実際のオービスはデジカメの数百倍も強い発光をしています。
④一般のデジカメ・カメラでのテストはあくまで擬似的なものです。正確なフレアーの領域は赤外線のため見えません。
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